内容説明
道幅12メートル、全長6300キロに及んだ古代官道“七道駅路”。全国に約400の駅家は、迅速に都との交通や通信に当たった。前巻に続き、残る西国の四道を実際に走破。古代道路全線の駅路と駅家を網羅した完結編。
目次
1 古代の道とその探索(古代の道のあらまし;路線延長、駅間距離と西国の駅路の特徴)
2 山陰道をたどる(山陰道のあらまし;丹波国の山陰道 ほか)
3 山陽道をたどる(山陽道のあらまし;平安京から山城・摂津国の山陽道 ほか)
4 南海道をたどる(南海道のあらまし;畿内三国と紀伊国の南海道 ほか)
5 西海道をたどる(西海道のあらまし;大路としての大宰府路 ほか)
著者等紹介
木下良[キノシタリョウ]
1922年長崎県に生まれ、1953年京都大学文学部史学科卒業(地理学専攻)。元神奈川大学・富山大学・国学院大学教授。現在、古代交通研究会会長
武部健一[タケベケンイチ]
1925年東京都に生まれ、1948年京都大学工学部土木工学科卒業。建設省・日本道路公団で高速道路の計画・建設に従事。日本道路公団常任参与。現在、道路文化研究所を主宰。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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