内容説明
1930年代に始まる日本社会の現代化は、生活を激変させた。戦争の体験と平和への願い、経済大国の光と影、バブル崩壊。時代の影響を受け共通性を帯びた人びとの経験の意味を問い、現在までの日本社会の歴史を描く。
目次
1 総力戦の時代(戦時下のくらし;戦争と文化;軍隊体験と戦場体験)
2 戦後から現代へ(地域と国民国家;くらしの戦後空間―未完の生活革命;トライアングル(家族‐学校‐企業)の成立とゆらぎ
教養からサブカルチャーへ
終わらない戦争 ほか)
著者等紹介
大門正克[オオカドマサカツ]
1953年生まれ、82年一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授
安田常雄[ヤスダツネオ]
1946年生まれ、77年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、国立歴史民俗博物館教授
天野正子[アマノマサコ]
1938年生まれ、73年東京教育大学(現・筑波大学)大学院文学研究科博士課程中退。現在、東京女学館大学国際教養学部教授
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