内容説明
日本の古代国家は、いつどのように誕生したのか。激動する東アジア世界と倭国、飛鳥の都から平安京に至る都城の変遷などを通して、その形成過程を探る。歴史研究に携わり70年、著者が描いてきた古代史の全貌を示す。
目次
古代の王権
1 古代国家と都の変遷(国家の発生;古代国家の成立;飛鳥京から平安京へ―都城の興亡)
2 飛鳥・藤原の都とその時代(飛鳥時代の魅力;東アジアの中の日本;大化改新;天武・持統の世)
3 大和朝廷と地域社会(吉備氏と古代国家;出雲の勢力圏と畿内政権)
著者等紹介
直木孝次郎[ナオキコウジロウ]
1919年兵庫県に生まれる。1943年京都帝国大学文学部国史学科卒業。大阪市立大学教授、岡山大学教授、相愛大学教授、甲子園短期大学教授を経て、大阪市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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