内容説明
徳川家康に従い、江戸幕府の建設に力を注いだ天海と崇伝。天海は日光山や東の叡山寛永寺を創建して勢力を振い、崇伝は寺院法度・武家諸法度などを起草した。権力者にかかわった僧を通して、政治と宗教の問題を考える。
目次
天海(天海の魅力;天海の生涯;山王一実神道と天海;徳川家康の葬儀と天海の役割;東叡山寛永寺の成立と展開;東照宮信仰の広がり;将軍の墓;「天海」を読む)
崇伝(崇伝の魅力;崇伝の生涯;法度の起草―寺院法度・禁中並公家諸法度・武家諸法度;伴天連追放令の起草;外交官としての崇伝―異国日記を中心として;林下禅の隆盛;崇伝と大坂の陣;紫衣勅許事件)
著者等紹介
圭室文雄[タマムロフミオ]
1935年神奈川県に生まれる。1965年明治大学大学院文学研究科博士後期課程日本史学専攻単位取得。現在、明治大学教授
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