子どもの中世史

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642077965
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C1021

内容説明

無事な誕生と健やかな成長を願われる一方、売買され労働力として期待された中世の子ども。また、賽の河原や石女地獄に、人は何を見ていたのか。力強く生きる子どもの実態を文献・絵画・文学・民俗史料から検証する。

目次

1 「甑落とし」と「土器破り」
2 アヤツコ考
3 子どもの御守り
4 働く子ども―売買される子ども
5 「子取り」
6 賽の河原の誕生
7 石女地獄について

著者等紹介

斉藤研一[サイトウケンイチ]
1966年東京に生まれる。2002年東京大学大学院人文社会系研究科にて博士(文学)号取得。現在、武蔵大学非常勤講師、千葉大学非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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小鈴

14
中世末期に賽の河原や石女地獄という新しい地獄が登場したのは、小家族的な「家」が確立し、子どもに対する視線が変化したためで、それによって「子宝」という観念が生まれると同時に子どもを産まない/産めない女の石女地獄や親孝行する前に亡くなる子ども達の落ちる賽の河原が生まれた、という。その他に額に犬(アヤツコ)という文字を書く風習や後産がうまくいくための甑(こしき)落としという風習について。戦国時代に金瘡医(産科医も兼ねる外科医)が発展、胎児のミイラの薬・児干についてなど。胞衣から胎児まで含む子どもについて。2015/06/09

邑尾端子

2
中世以降、子どもは家の存続や追善供養の主体として非常に大切にされるようになった。その一方で労働の担い手として売られたり、臓器など薬としての利用のために呆気なく殺されることもあった。この二面性は、子供の存在や地位がいまだ不確立であったことの証左でもある。2012/10/24

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