内容説明
吉野ケ里遺跡は、『魏志倭人伝』に記された邪馬台国を彷彿とさせる遺跡である。この遺跡の発掘によって、全国から環濠を伴う集落が報告され、大乱に明暮れた倭国の実像が浮上ってきた。本書は、吉野ケ里遺跡と代表的な環濠集落の最新の成果を、多くの写真・図版で再現。松本清張氏をはじめ、一線の学者が「古代国家」と「古代都市」の解明に挑む。
目次
日本古代国家の謎
発掘が語る環濠集落
巨大環濠集落吉野ケ里遺跡
環濠集落の構造と性格
古代国家の形成と古代都市
-
- 和書
- セツローさん