出版社内容情報
日本史の全体像を、わかりやすく記述した本格的な通史。さまざまに生起する事象ついて正確に理解するためには、学問成果にもとづいた日本史概論が望まれる。現在までの膨大な研究を盛り込み、必要不可欠な史実を厳選。古代から現代まで歴史の大きな潮流を把握できるよう内容と編集に配慮した、日本の歴史を学ぼうとする人びとに送る最良の入門書。〔主な目次〕はじめに/Ⅰ=古代(古代国家の成立/律令国家の形成と展開/摂関政治と地方社会)/Ⅱ=中世(中世社会の成立と展開/内乱と一揆の時代/中世文化の展開)/Ⅲ=近世(幕藩体制の確立/幕藩体制の動揺と解体/都市と民衆の文化)/Ⅳ=近代(近代国家の成立/政党政治の発展と社会運動/アジア太平洋戦争)/Ⅴ=現代(戦後改革/復興と高度経済成長/現代の世界と日本)/参考文献/参考系図/日本史略年表
内容説明
日本史の全体像を、わかりやすく記述した本格的な通史。最新の研究成果を盛り込み、必要不可欠な史実を厳選。古代から現代まで歴史の流れを把握できるように編集した、日本史を学ぼうとする人びとに送る最良の入門書。
目次
1 古代(古代国家の成立;律令国家の形成と展開 ほか)
2 中世(中世社会の成立と展開;内乱と一揆の時代 ほか)
3 近世(幕藩体制の確立;幕藩体制の動揺と解体 ほか)
4 近代(近代国家の成立;政党政治の発展と社会運動 ほか)
5 現代(戦後改革;復興と高度経済成長 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サメ社会学者Ricky
3
見た目通りお堅い日本史の本。今までカジュアルなものばかり読んできたので、どうしても史実を羅列されただけのように感じてしまうが、よく見るとフォーマルな本なりに奥深く説明されている部分もあり、これはこれで違った意味で面白い。特に、戦国以前の宗教観には興味を引かれた。2014/10/05
義視
1
院試対策で通読。これ一冊で大まかな流れはつかめます。繰り返し読むことをオススメします
ざっきい
1
日本史を、教科書を通して学んだことがなかったため読んだ本。古代、中世、近世、近代、現代について、文化的背景もわりとよく書かれており、天皇が制度になるまでの不安定さや中世の庶民や宗教団体の活発さがわかる。イギリスが宗教、主権者を通して大陸と関わっていたのに対し、日本はその点孤立に近いと改めて感じた。2016/01/02
クエンティン・サッチャー
1
学習用。
nhan
1
詳説日本史研究と同じ人が書いている部分もあって、その部分は同じ表現がつかってあったりしますが、違う切り口もあるので面白いです。ただ、一部、変な記述も。2009/09/12