出版社内容情報
世界最大の木造建築である東大寺大仏殿をはじめ、大伽藍の屋根を覆う膨大な瓦。奈良時代より千二百年もの間、風雨から堂塔を守ってきた瓦に光を当て、浮かび上がる職人たちの奮闘を活写。瓦作りから東大寺造営に迫る。
内容説明
世界最大の木造建築である東大寺大仏殿をはじめ、大伽藍の屋根を覆う膨大な瓦。奈良時代より千二百年もの間、風雨から堂塔を守ってきた瓦に光を当て、浮かび上がる職人たちの奮闘を活写。瓦作りから東大寺造営に迫る。
目次
第1章 東大寺の瓦(昭和大修理の瓦;天平の瓦;瓦当文様のデザイナー;法華堂の瓦;緑釉の瓦)
第2章 大仏殿(大仏造立;大仏殿)
第3章 造東大寺司(造寺司;造東大寺司長官佐伯宿禰今毛人;造瓦所;造東大寺司の廃止)
第4章 東大寺の瓦工(造瓦工;瓦工物部乙万呂;造瓦所別当葛井連根道;東大寺権別当実忠;他寺への瓦作りの依頼;造東大寺司付属所の瓦作り)
著者等紹介
森郁夫[モリイクオ]
1938年名古屋市に生まれ静岡に育つ。1964年奈良国立文化財研究所に平城宮跡発掘調査部文部技官として着任。京都国立博物館考古室長、帝塚山大学教授、同大学考古学研究所所長・附属博物館館長などを歴任。博士(歴史学)。2013年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。