奴国の首都 須玖岡本遺跡―奴国から邪馬台国へ

奴国の首都 須玖岡本遺跡―奴国から邪馬台国へ

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  • サイズ B5判/ページ数 161p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784642075695
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C3021

内容説明

「建武中元二(57)年、倭の奴国、奉貢朝賀す」と『後漢書』に記された奴国の中心地=須玖岡本遺跡。邪馬台国時代には青銅器やガラスの生産基地として発展し、その出土遺物は当時の先端技術や文化伝播を知る貴重な資料である。本書は、奴国から邪馬台国にいたる歴史的変遷を検討し、最新の発掘未公開資料を一堂に収め、豊富な図版で全容を報告する。

目次

奴国とその周辺(奴国の遺跡・遺物と復元;奴国周辺の遺跡と遺物)
シンポジウム 奴国と邪馬台国(奴国から邪馬台国へ;筑紫の王墓―須玖と三雲;奴国と邪馬台国―金印はなぜ志賀島に埋納されたか;考古学からみた「奴国」の実像;須玖岡本王墓の中国鏡―中国考古学の立場から;東アジアからみた奴国と邪馬台国;奴国と中国…菅谷文則;弥生時代の絹―最近の研究成果から;奴国と日本の夜明け)
奴国の首都 須玖岡本遺跡群(須玖岡本遺跡―首長層の墓地;須玖坂本遺跡―青銅器工房跡;須玖永田遺跡―青銅器工房跡 ほか)
発屈調査報告 須玖岡本遺跡群の調査と成果(春日丘陵とその周辺;須玖岡本遺跡の発見―明治三十二年の王墓発見とその遺物;東京国立博物館所蔵の福岡県春日市須玖岡本出土品解説;須玖岡本遺跡群の調査成果;須玖岡本遺跡群と奴国)
須玖岡本遺跡関係年表

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