内容説明
移住漁民の民俗形成を、移住誌(漁撈技術の変容を詳細に記述した民俗誌)という手法により考察。口承資料による漁業の復元に対し、生態学的分析を用いて、漁業における自然と人間の関係をとらえ、地域社会の特徴を解明。
目次
第1部 鹿児島県屋久島における与論島漁民の移住誌研究(漁民の移住誌研究;屋久島研究の意義―与論島漁民の屋久島移住誌;屋久島中間におけるトビウオ漁の変遷と出漁漁民の移住―在来漁業と出漁漁民 ほか)
第2部 日本における出漁漁民の移住誌研究(桜田勝徳の移住漁民研究(“漁村民俗”論の構築;渋沢敬三との関係を中心に)
柳田国男の“海上移住”研究
下北半島大畑町のカワサキ衆とイカ釣漁―出漁漁民の移住と在来村落1 ほか)
著者等紹介
野地恒有[ノジツネアリ]
1959年神奈川県藤沢市に生まれる。1982年筑波大学第一学群人文学類卒業。1987年筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科中退。現在、愛知教育大学教育学部助教授、博士(文学)
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