出版社内容情報
かつて阿弥陀信仰とならび浄土信仰の一翼を形成していた弥勒信仰。インドで成立し中国・朝鮮を経て伝来した日本でいかに展開したのかを、法然・親鸞の浄土教確立までを中心に描き、民衆の心をとらえ続けた歴史に迫る。
内容説明
かつて阿弥陀信仰とならび浄土信仰の一翼を形成していた弥勒信仰。インドで成立し中国・朝鮮を経て伝来した日本でいかに展開したのかを、法然・親鸞の浄土教確立までを中心に描き、民衆の心をとらえ続けた歴史に迫る。
目次
1 弥勒の救い(弥勒菩薩;弥勒の三部経 ほか)
2 弥勒信仰の成立(大陸の弥勒信仰;弥勒信仰の伝来;律令社会と弥勒信仰)
3 弥勒信仰の発達(天台・真言宗と弥勒信仰;浄土教の発達と弥勒信仰)
4 末法思想と弥勒下生(民間弥勒信仰の変化;貴族社会上生信仰の存続)
5 中世浄土教の成立と弥勒信仰(旧仏教と弥勒信仰;民衆の中の弥勒信仰)
著者等紹介
速水侑[ハヤミタスク]
1936年、北海道に生まれる。2015年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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