出版社内容情報
天正16年、”西国の雄”毛利輝元は関白秀吉に臣従の礼をとるべく上洛した。随行した家臣の旅日記を読み解き、上洛大名の生活や風俗、京都・大坂の状況などから、記録が少ない天正期の豊臣政権と秀吉の実像に迫る。
内容説明
天正十六年、“西国の雄”毛利輝元は関白秀吉に臣従の礼をとるべく上洛した。随行した家臣の旅日記を読み解き、上洛大名の生活や風俗、京都・大坂の状況などから、記録が少ない天正期の豊臣政権と秀吉の実像に迫る。
目次
第1章 上洛への旅(重苦しい旅立ち;厳島に祈る ほか)
第2章 初めての京都(妙顕寺の宿所に入る;聚楽第で関白に謁見 ほか)
第3章 楽しき京都(八朔節供;参議豊臣輝元と羽柴安芸宰相の肩書 ほか)
第4章 大坂城の関白秀吉(さらば京都;秀長の大和郡山城を訪問 ほか)
著者等紹介
二木謙一[フタキケンイチ]
1940年東京都に生まれる。1968年國學院大學大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。國學院大學文学部教授、豊島岡女子学園中学高等学校長・理事長などを経て、國學院大學名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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