内容説明
アカホヤの火山灰台地が広がる南九州に、独自の社会と文化を築いた熊襲・隼人。本書は彼らの原像を、列島最初の民族問題としての視点から畿内政権との関わりを交え、最新の考古学成果とユニークな歴史観によって鮮やかに描く。
目次
古代日向の陰影
1 火山と海洋の間で(自然と人間;石の匠たち;土器革命;縄文の憂欝)
2 稲穂は実ったか(南九州にとっての米;権威と象徴;土の上に風の中に;遙かなクニ)
3 鉄は熱いうちに(石と土のモニュメント;首長たちの盛衰;地下式横穴墓の時代;権力と財力)
幻想としての国家(神話の中の南九州;能襲・隼人の原像)
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- 星屑シェアハウス 分冊版第15巻 コミ…