奥州藤原氏と柳之御所跡

  • ポイントキャンペーン

奥州藤原氏と柳之御所跡

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 305p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784642073820
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C1021

内容説明

中尊寺金色堂・毛越寺庭園など、今に残る絢爛たる平泉文化を創造した奥州藤原氏。現在も発掘が進む柳之御所跡は、藤原三代の頂点に達した秀衡の館跡の可能性が強まり、大きな話題となっている。本書は、発掘の成果をあらゆる方面から検討、中世都市平泉の地理・宗教的環境などにも触れ、柳之御所跡の保存を訴える。奥州藤原氏研究最先端の書。

目次

序章 奥州藤原氏研究と柳之御所跡
1 都市平泉の構造(平泉の都市プランと柳之御所跡;平泉の歴史地理;平泉の地名;平泉を掘る;都市平泉の宗教的構造)
2 出土遺物をめぐって(世界から見た柳之御所跡;柳之御所跡出土の内耳鍋;寝殿造の絵画資料;柳之御所跡出土の墨書折敷;折敷墨書を読む)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

なおた

1
平成4(1992)年4月20日初版発行、平泉文化研究会編、吉川弘文館。国道4号線のバイパス工事を行っていたら遺跡が発見され、それがどうやら藤原清衡が築いた屋敷の跡だったということが本命視されるにつれて、工事の中止を陳情すべく国へと申し出なければならず、そのためには学術的な「裏付け」が必要となり「平泉文化研究会」なる奇妙な名称のもと名のある学者たちが集って論文を寄稿し1冊の本が出来上がった...というのが、本書成立の実情であるらしい。2025/08/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/881484
  • ご注意事項

最近チェックした商品