日本歴史民俗論集 〈6〉 家と村の儀礼 峰岸純夫

日本歴史民俗論集 〈6〉 家と村の儀礼 峰岸純夫

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  • サイズ A5判/ページ数 352p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642073769
  • NDC分類 380.4
  • Cコード C3339

内容説明

民俗学の主要な研究対象は儀礼研究にある。それに対してこの分野の歴史研究は、比較的手薄であった。ところが、近年の歴史学は急速にこの方面への関心を強めており、多くの注目すべき研究が発表されている。本巻は、歴史学の斬新な研究成果と民俗学の長年にわたる研究蓄積を互いに統合させて、豊かな歴史的世界を描くための基本的論文を収録する。

目次

第1 死者と先祖(屋敷付属の墓地―死の忌みをめぐって;ムシロヅケノ溜―真宗門徒火葬習俗覚書;両墓制について;絵系図に見る「家」の祭祀;中世の屋敷墓)
第2 寺と祈祷(中世在村寺院の村堂化の過程と在地住民の動向について―近江国葛川明王院の評定衆・山木奉行・小常住を例に;蔵王信仰・龍山信仰と大山荘;巫女の御礼参上―『色部氏年中行事』を読む)
第3 神社祭祀と宮座(近世祭祀団成立序説;宮座のいろいろ;西日本におけるトウヤ祭祀の儀礼的特質―いわゆる〈宮座〉の類型的研究;「宮座」論ノート―村落構造の関連において;大和小南の宮座と女房座)

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