日本歴史民俗叢書<br> 死と豊穣の民俗文化

日本歴史民俗叢書
死と豊穣の民俗文化

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  • サイズ A5判/ページ数 279,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642073585
  • NDC分類 382.1
  • Cコード C3339

出版社内容情報

神が殺害され、その体からさまざまな作物が発生する農業起源神話や、犬が植物に生まれかわる花咲爺系昔話には、死を契機に新たな生産体系へ移行し豊穣を生み出す構造が見出される。この「死と豊穣」のしくみは、どのように日本の民俗として表象するのか。伝承を生成し継承する民俗文化の特質を抽き出し、畑作を中心として「複合生業文化論」を提示。〈主な目次〉序にかえて/Ⅰ=神話・伝承としての死と豊穣(問題の所在/農業起源神話における死と豊穣/昔話における死と豊穣)/Ⅱ=生業文化としての死と豊穣(問題の所在/「花咲爺」系伝承における生業文化/犬のシンボリズムにおける死と豊穣/「死と豊穣」の生業文化)/Ⅲ=現代生業としての「死と豊穣」(問題の所在/生業論理としての「死と豊穣」/畑作地域における生業史)/あとがき/索引

内容説明

神が殺害され、その体からさまざまな作物が発生する農業起源神話や、犬が植物に生まれかわる花咲爺系昔話には、死を契機に新たな生産体系へ移行し豊穣を生み出す構造が見出される。この「死と豊穣」のしくみは、どのように日本の民俗として表象するのか。伝承を生成し継承する民俗文化の特質を抽き出し、畑作を中心として「複合生業文化論」を提示。

目次

第1部 神話・伝承としての死と豊穣(農業起源神話における死と豊穣;昔話における死と豊穣)
第2部 生業文化としての死と豊穣(「花咲爺」系伝承における生業文化;犬のシンボリズムにおける死と豊穣;「死と豊穣」の生業文化)
第3部 現代生業としての「死と豊穣」(生業論理としての「死と豊穣」;畑作地域における生業史)

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