内容説明
本書は、通過儀礼における「移灰」・神役の性格などの観点から火の神祭祀を分析し、水の信仰=カーメー儀礼の実態と社会的変遷を論じる。二十年間の現地調査をもとに、村落の信仰生活・民俗事象を個別的に把握し、著者自らも「話者」の立場で、火と水の信仰に肉薄する等身大の民俗文化誌。
目次
第1章 民俗文化誌の形成
第2章 辺野古
第3章 沖縄の火をめぐる信仰―その研究史素描
第4章 火の神の移灰とユタの判示
第5章 シマレベルのヒヌカン祭祀
第6章 水の信仰―カーメー儀礼の一考察
本書は、通過儀礼における「移灰」・神役の性格などの観点から火の神祭祀を分析し、水の信仰=カーメー儀礼の実態と社会的変遷を論じる。二十年間の現地調査をもとに、村落の信仰生活・民俗事象を個別的に把握し、著者自らも「話者」の立場で、火と水の信仰に肉薄する等身大の民俗文化誌。
第1章 民俗文化誌の形成
第2章 辺野古
第3章 沖縄の火をめぐる信仰―その研究史素描
第4章 火の神の移灰とユタの判示
第5章 シマレベルのヒヌカン祭祀
第6章 水の信仰―カーメー儀礼の一考察