出版社内容情報
幕末に倒幕の中心となった萩藩毛利家。関ヶ原の敗戦で領地を失いながら、いかに家を存続させたのか。一大名としての役割、将軍家との縁組や分家統制、藩祖元就への崇拝など、”太平の世”を生き抜いた実像に迫る。
内容説明
幕末に倒幕の中心となった萩藩毛利家。関ヶ原の敗戦で領地を失いながら、いかに家を存続させたのか。一大名としての役割、将軍家との縁組や分家統制、藩祖元就への崇拝など、“太平の世”を生き抜いた実像に迫る。
目次
プロローグ 毛利家の二百年
1 中世から近世へ―毛利元就・隆元・輝元・秀就
2 揺れる幕藩関係・同族関係―毛利綱広・吉就・吉広
3 血筋の入れ替わり―毛利吉元・宗広
4 元就の子孫として―毛利重就
5 有力者に支えられる家―毛利治親・斉房
6 将軍家の「御縁辺」として―毛利斉煕・斉元・斉広
7 「御威光」の立て直しと「元就公ノ御血統へ立帰り」―毛利敬親・定広
エピローグ 近世大名としての毛利家
著者等紹介
根本みなみ[ネモトミナミ]
1991年、マレーシアに生まれる。現在、東北大学東北アジア研究センター助教、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
毛利家の二百年 中世から近世へ―毛利元就・隆元・輝元・秀就: 国人領主の盟主として 近世大名としての毛利家 分家の成立と系譜問題 揺れる幕藩関係・同族関係―毛利綱広・吉就・吉広: 模索される幕府との関係性 血筋の入れ替わり―毛利吉元・宗広: 吉元の家督相続 岩国吉川家の家格上昇運動 元就の子孫として―毛利重就: 重就の家督相続と家臣団 有力者に支えられる家―毛利治親・斉房: 治親と田安家 将軍家の御縁辺として―毛利斉煕・斉元・斉広: 毛利斉煕による家の運営 御威光・元就公ノ御血統へ立帰り―毛利敬親・定広2024/09/29