出版社内容情報
利家を祖に「百万石」を領有した前田家。本分家の創出や、婚姻・殿席・官位などによる「徳川大名化」で「御家」が確立する過程を辿り、相続問題、御家騒動を経て、混迷する幕末維新期での藩是決断のプロセスを描く。
内容説明
利家を祖に「百万石」を領有した前田家。本分家の創出や、婚姻・殿席・官位などによる「徳川大名化」で「御家」が確立する過程を辿り、相続問題、御家騒動を経て、混迷する幕末維新期での藩是決断のプロセスを描く。
目次
プロローグ 加賀前田家と「御家」
1 北陸に雄飛する前田家
2 利常による領内統治と本分家の創出
3 鋼紀の治世と前田家の「徳川大名化」
4 たび重なる当主の交代と御家騒動
5 幕末期の国事周旋と政治意思決定
6 あらたな時代の到来と前田家
エピローグ あらたな歴史像の構築にむけて
著者等紹介
宮下和幸[ミヤシタカズユキ]
1975年、石川県に生まれる。現在、金沢市立玉川図書館近世史料館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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