出版社内容情報
遺跡から掘り出された、中世の平泉。奥州藤原氏歴代の居館・柳之御所遺跡、毛越寺に代表される平安時代寺院庭園群、平泉の仏教文化に先行する国見山廃寺跡などの発掘調査成果から、中世平泉の社会を明らかにする。
内容説明
遺跡から掘り出された、中世の平泉。奥州藤原氏歴代の居館・柳之御所遺跡、毛越寺に代表される平安時代寺院庭園群、平泉の仏教文化に先行する国見山廃寺跡などの発掘調査成果から、中世平泉の社会を明らかにする。
目次
総説 発掘された平泉
第1章 都市平泉の成立と展開
第2章 平泉の寺院庭園
第3章 柳之御所遺跡―調査研究の現状と課題
第4章 平泉における建築遺構―掘立柱建物を中心に
第5章 石造物から観る平泉
第6章 平泉と東北地方の遺跡
第7章 第二の平泉「比爪」
第8章 先平泉文化の諸寺院
著者等紹介
菅野成寛[カンノセイカン]
1952年、岩手県平泉町に生まれる。1975年、大正大学文学部卒業。その後、中尊寺仏教文化研究所主任を経て、平泉文化研究所所長、岩手大学平泉文化研究センター客員教授
及川司[オイカワツカサ]
1958年、福島県郡山市に生まれる。1981年、山形大学人文学部卒業。1989年より平泉町教育委員会に勤務。文化財行政に携わり、2019年退職。前平泉文化遺産センター所長兼世界遺産推進室長。現在、一関市役所非常勤職員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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