出版社内容情報
発酵を利用した酒、酢・味噌・醤油、塩蔵や発酵による漬物、ダシの素材となる昆布などの乾物。これら食料保存の技術は独特の味をも生み出した。基本調味料の塩と砂糖、嗜好品の茶も加え、日本の味の文化的背景を探る。
目次
「日本の味」を生み出す食材
酒
酢と味醂
味噌と醤油
塩と砂糖
乾物とだし
漬けもの
茶
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みい
4
娘ちゃんの梅干し自由研究の参考に。読み始めたらおもしろく、日本の昔ながらの食材、調味料、保存食の歴史や民俗学についてさくさくと読み進められました。酒、酢、味醂、味噌、醤油、塩、砂糖、乾物とだし、漬物、茶がテーマ。発酵させたり乾燥させたり、旨味を増して日本の料理に欠かせない品々となりました。先人の工夫の積み重ねなのね。2025/08/24
もけうに
1
「魚と肉」に比べると読み辛いが、内容は深く興味深い。発酵調味料の話が特に面白かった。2019/07/09
takao
0
ふむ2025/08/13