出版社内容情報
植民地帝国へ変貌した日本は、中国の革命への対処など国際化に曝された。ワシントン会議から二大政党制とつづく変革の時代を描く。植民地帝国へ変貌した日本は、中国の革命や第一次世界大戦への対処、流入してくる欧米の文化・思想の受容など、様々な国際化に曝された。対華二十一ヵ条要求、ワシントン会議から二大政党制とつづく変革の時代を描く。
大正百年―プロローグ/大正政変―中国革命の余波(第一次憲政擁護運動/第一次山本内閣/ジーメンス事件と第二次大隈内閣の成立)/第一次世界大戦の勃発と日本―大戦を利用して(開戦と日本/対華二一ヵ条要求と衆議院総選挙/大隈改造内閣期における外交と内政)/大戦の長期化の中で―総力戦への対応(寺内内閣と大戦の動向/アメリカ参戦とシベリア出兵/大戦末期の様相)/大戦後の政治と社会―世界大勢への順応(原内閣の成立と大戦終結/東アジア民族主義運動の勃興と東アジア政策の転換/原内閣の限界)/関東大震災前後―混乱のなかの変貌(中間内閣の時代/都市化のなかの関東大震災/モダン化する都市社会の表裏)/護憲運動と政党内閣―国際協調という選択(第二次憲政擁護運動/加藤高明内閣の内政/国際協調外交と中国内政不干渉)/転換期としての大正国際社会―エピローグ
櫻井 良樹[サクライ リョウジュ]
1957年生まれ。麗沢大学教授
内容説明
植民地帝国へ変貌した日本は、中国の革命や第一次世界大戦への対処、流入してくる欧米の文化・思想の受容など、様々な国際化に曝された。対華二十一ヵ条要求、ワシントン会議から二大政党制とつづく変革の時代を描く。
目次
大正百年―プロローグ
1 大正政変―中国革命の余波
2 第一次世界大戦の勃発と日本―大戦を利用して
3 大戦の長期化の中で―総力戦への対応
4 大戦後の政治と社会―世界大勢への順応
5 関東大震災前後―混乱のなかの変貌
6 護憲運動と政党内閣―国際協調という選択
転換期としての大正国際社会―エピローグ
著者等紹介
櫻井良樹[サクライリョウジュ]
1957年、千葉県に生まれる。上智大学文学部史学科・同大学院修了。博士(史学、1996年)。現在、麗澤大学外国語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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