人をあるく
源義経と壇ノ浦

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784642067881
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0321

出版社内容情報

壇ノ浦で〝打倒平家〟の宿願を果たした源義経。その後には河内源氏棟梁の後継者として、兄頼朝との対決が待っていた。全国を駆け巡った足跡をたどり、信念を貫いた生き方を鮮明に蘇らせ、軍略家義経の戦いの秘密に迫る。

内容説明

壇ノ浦で“打倒平家”の宿願を果たした源義経。その後には河内源氏棟梁の後継者として、兄頼朝との対決が待っていた。全国を駆け巡った足跡をたどり、信念を貫いた生き方を鮮明に蘇らせ、軍略家義経の戦いの秘密に迫る。

目次

1 源義経の履歴書(牛若から義経へ;京都の軍政官;面目躍如の凱旋と失意の関東下向;平泉と義経;人物相関)
2 軍略家・義経の戦い(義経の戦いの秘密;一の谷;屋島;壇ノ浦;軍略家義経の秘密)
3 源義経を歩く(近畿地方;四国地方;中国・九州地方)

著者等紹介

前川佳代[マエカワカヨ]
1967年京都市生まれ。花園大学文学部史学科卒業、立命館大学文学研究科博士前期課程修了、2007年奈良女子大学人間文化研究科博士後期課程修了、博士(文学)。古代学協会古代学研究所研究嘱託、羽曳野市教育委員会嘱託、京都造形芸術大学非常勤講師、奈良女子大学人間文化研究科特任助教、同非常勤講師を経て、現在、奈良女子大学古代学学術研究センター協力研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うしうし

3
仄聞したところでは、著者はもともと考古学の専攻であったが、義経ファンであったため文献史学に転向した研究者で、その際の指導教官が関東武士団研究の権威である野口実氏であったという。読み応えのある文章に加え、著者の新見解も非常に説得力の強いものとなっている。自ら踏査したと思われる史跡の紹介や写真も迫力がある。*頼朝母である熱田神宮大宮司季範娘の死後は、義経母常磐が義朝正妻の座にあったとする保立道久氏(『義経の登場』2004未読)の説に立脚。このため、義経は河内源氏の正統な後継者として頼朝に2015/07/20

キングトータス

0
藤原秀衡が国衡・泰衡に義経を主君として仕えるよう遺言をしたという話。その様な事があるのかと思っていたが本書によると、秀衡は今後頼朝が「奥州藤原は河内源氏の相伝の家人」との名目で平泉に介入してくる事を予測し、対策として頼朝と同じく河内源氏の貴種である義経を平泉のトップに据える策を考えていたという。たしかにそう考えると理解できる。2022/01/03

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