読みなおす日本史<br> 中世京都と祇園祭―疫神と都市の生活

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中世京都と祇園祭―疫神と都市の生活

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642067157
  • NDC分類 386.162
  • Cコード C1321

出版社内容情報

祇園祭は都市から疫病を退散させ人々の生活を守る目的で始まり、その形式は全国の先駆けとなった。中世戦乱から千年続く歴史を描く。華麗な神輿渡御と豪壮な山鉾巡行で京都に夏の訪れを告げる祇園祭。都市から疫病を退散させ人々の生活を守る目的で始まり、祭りの形式は全国の先駆けとなった。中世戦乱を乗り越え今日まで、千年続く歴史を描き出す。



祇園御霊会のはじまり(御霊会のはじまり/祇園天神堂)/御旅所と神輿渡御(神輿渡御の成立/御旅所の成立/神輿渡御の行列順路/祇園御霊会の神輿渡御列/永長の大田楽と祇園会/『年中行事絵巻』の祇園御霊会/馬上役と洛中富家・潤屋の賤民/馬上十三鉾と馬上役)/疫神の二面性(牛頭天皇説話の成立と神観念の変化/牛頭天皇説話の亜種とそのはじまり/牛頭天皇と婆梨采女のイメージ/牛頭天皇はどこから来たか/須佐之男尊との習合)/祭りを支えた人々(神人としての座々の商人/神輿渡御と「神子」/社座神子と大座/宮籠と片羽屋「神子」/御旅所の「神子」/駒頭とあるき神子惣中/女神子の行方/祇園社の犬神人/獅子舞/久世舞車と女曲舞)/山鉾巡行の成立と展開(神輿渡御と山鉾巡行/山鉾の起源―下辺経営の鉾/山崎の定鉾・大舎人の鵲鉾―座々の鉾/応仁乱前の山鉾/明応の再興/出し物の続いた山、変わった山/山や鉾のいろいろ)/結びにかえて―各地の祇園祭/『中世京都と祇園祭』を読む…京樂真帆子

脇田 晴子[ワキタ ハルコ]

内容説明

華麗な神輿渡御と豪壮な山鉾巡行で京都に夏の訪れを告げる祇園祭。都市から疫病を退散させ人々の生活を守る目的で始まり、祭りの形式は全国の先駆けとなった。中世戦乱を乗り越え今日まで、千年続く歴史を描き出す。

目次

第1章 祇園御霊会のはじまり(御霊会のはじまり;祇園天神堂)
第2章 御旅所と神輿渡御(神輿渡御の成立;御旅所の成立 ほか)
第3章 疫神の二面性(牛頭天王説話の成立と神観念の変化;牛頭天王説話の亜種とそのはじまり ほか)
第4章 祭りを支えた人々(神人としての座々の商人;神輿渡御と「神子」 ほか)
第5章 山鉾巡行の成立と展開(神輿渡御と山鉾巡行;山鉾の起源―下辺経営の鉾 ほか)

著者等紹介

脇田晴子[ワキタハルコ]
1934年西宮市に生まれる。1963年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。2010年文化勲章受章。現在、滋賀県立大学名誉教授。文学博士(京都大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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田中峰和

6
祇園祭の発祥というより、中世の京都における御霊会の歴史について詳しく述べられる。都市として発展してくると平安京は、疫病の流行も激しくなってくる。平安時代の民衆は横死した人々の怨霊の仕業とか、外国から来た疫神が引き起こしたと考えた。この災いを抑えるため怨霊や疫神を慰めるため、歌舞芸能を尽くして神の心を和ませ、外部に出て行ってもらおうとする意図が祭に込められている。初期の御霊会の形は、仏への経を説き、あるいは歌舞をし、童子を着飾らせ、相撲を取らせ、騎射の芸や競馬、俳優の技芸を競わせた。各々が今も残っている。2024/07/31

10畳

1
京都の祇園祭について歴史や都市と祭の関係などの研究書。祇園社と山鉾巡行はほぼ関係なく町衆の祭として受け継がれていることなど現在までの経過がよくわかる。2022/05/18

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