出版社内容情報
毛利氏の移封後、安芸・備後を領した福島氏と、安芸一円・備後八郡を領知した浅野氏とが、広島を主城とした外様の大藩。浅野藩政の確立と三次藩の分知、藩政改革の時代を経て朝幕の狭間にゆれた幕末維新期までを描く。中央市場大坂と結びついた経済構造、学問と政治との一致をめざした浅野吉(よし)長(なが)主導の歴史認識の昂揚など、藩社会の特徴を明らかにする。
内容説明
安芸・備後両国を領域とした外様の大藩。浅野藩政の確立と藩政改革の時代を経て、朝幕の狭間にゆれた幕末までを描く。中央市場大坂と結びついた経済構造、浅野吉長による藩の歴史認識の昂揚など、藩社会の特徴を解明。
目次
第一 中世から近世へ(豊臣政権下の毛利氏領国;毛利家臣団と広島築城;毛利領国の検地 ほか)
第二 広島藩の成立(福島氏の入国と対幕関係;太閤検地と石高制村落の形成;家臣知行と地方支配 ほか)
第三 藩社会の確立(浅野氏の入国と大名権力の確立;藩政の確立;家臣団と知行制 ほか)
第四 改革と一揆の世紀(赤穂藩と赤穂事件;三次藩の松波改革と一揆;正徳改革と享保一揆 ほか)
第五 国益論と文化思潮(宝暦・寛政の藩政改革;国益政策と国産自給;財政再建と大名貸 ほか)
第六 揺れる藩政と維新変革(幕末期の政治情勢;長州戦争と広島藩;王政復古と維新変革 ほか)
著者等紹介
土井作治[ドイサクジ]
1930年岡山県生まれ。1954年広島大学文学部卒業。現在、岡山商科大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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katashin86
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