出版社内容情報
密教の双璧、最澄と空海。相似点は多いが、性格や教壇の有様は異なる。延暦寺と金剛峯寺の成立・発展の歴史を追い、特質を考える。
内容説明
日本の仏教を塗り替えた最澄と空海。同時期に唐に渡り、帰国後は人里離れた深山に本拠を構えるなど相似点は多い。しかし、両者の性格や教壇の有様は異なる。延暦寺と金剛峯寺の成立・発展の歴史を追い、特質を考える。
目次
1 比叡山寺(最澄の登叡と空海の入山;比叡山の自然;比叡山へ入るみち;比叡山寺の規模と構成;最澄の入唐と空海の入唐 ほか)
2 高野山寺(高野山の位置とその開創;高野・丹生の両所明神;高野山寺の大きさ;高野山寺の規模と構成;高野七口と女人結界 ほか)
著者等紹介
景山春樹[カゲヤマハルキ]
1916年滋賀県に生まれる。1939年國學院大学文学部国史学科卒業。京都国立博物館学芸課長、帝塚山大学教授を歴任。1985年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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