出版社内容情報
鎌倉時代後期、荘園や流通拠点に現れた体制に逆らう集団であった悪党。年貢や関銭を横領し、武装して幕府や荘園領主、朝廷や寺社本所と抗争を続けた彼らの発生場所、出自、活動の実態を描き、歴史的役割を考える名著。
内容説明
鎌倉時代後期、荘園や流通拠点に現れた体制に逆らう集団であった悪党。年貢や関銭を横領し、武装して幕府や荘園領主、朝廷や寺社本所と抗争を続けた彼らの発生場所、出自、活動の実態を描き、歴史的役割を考える名著。
目次
概観 鎌倉中末期の政治情勢―悪党発生の背景―
1 悪党の出現
2 発生地域の特質
3 張本の身分と発生原因
4 悪党活動の実態
5 支配者と悪党の対決
6 悪党の終焉
著者等紹介
小泉宜右[コイズミヨシアキ]
1933年神奈川県に生まれる。國學院大学文学部史学科卒業。東京大学史料編纂所教授を経て、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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