内容説明
江戸時代、知と情報は書物によって大量化・均質化し、身分や階層、地域を越えて広く受容された。儒者、講釈師、神学者、俳諧師、都市文人、本屋など、多彩な知の媒介者たちを生み出した近世社会の特質を探り出す。
目次
書物をめぐる人びと
儒者
講釈師
神学者
俳諧師―与謝蕪村の前と後で
都市文人
本屋―書物市と草紙市
知識と学問をになう人びと―ある城下町町人の日記から
著者等紹介
横田冬彦[ヨコタフユヒコ]
1953年、京都府に生まれる。1976年、京都大学文学部史学科卒業。1981年、同大学大学院文学研究科博士後期課程学習退学、博士(文学)。京都橘大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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