内容説明
土地所持にもとづいて年貢や諸役が賦課された近世。大地の上で人びとはいかに生きたのか。田畑を耕した農民だけでなく、塩田の労働者、「場」という営業上の領域を所有した職人など幅広く取り上げ、その具体像を解明。
目次
大地の利用と百姓のくらし
山方の百姓
新田請負人
前地
浜子
左官
大地を拓く人びと―上総国夷隅郡笛倉村の百姓と山の利用
著者等紹介
後藤雅知[ゴトウマサトシ]
1967年、東京都に生まれる。1990年、東京大学文学部国史学科卒業。1997年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。千葉大学教育学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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