出版社内容情報
世界遺産平泉。みちのくに一大都市はなぜ生まれたのか。中尊寺、毛越寺に代表される仏教文化が栄えた原動力は。清衡の草創、基衡の苦悩、秀衡の革新、そして滅亡へ、中世東北の扉を開けた平泉藤原氏の実像に迫る。
内容説明
世界遺産平泉。みちのくに一大都市はなぜ生まれたのか。中尊寺、毛越寺に代表される仏教文化が栄えた原動力は。清衡の草創、基衡の苦悩、秀衡の革新、そして滅亡へ、中世東北の扉を開けた平泉藤原氏の実像に迫る。
目次
序 “平泉”とは何か
1 清衡の草創
2 基衡の苦悩
3 秀衡の革新
4 掘り出された平泉
5 平泉文化の歴史的意義
6 東アジア・列島のなかの平泉
7 奥州合戦
著者等紹介
柳原敏昭[ヤナギハラトシアキ]
1961年新潟県に生まれる。1990年東北大学大学院文学研究科博士後期課程中退。鹿児島大学法文学部助教授等を経て、東北大学大学院文学研究科教授博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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keint
8
奥州藤原氏を中心とした院政期から奥州合戦までの内容について触れられている。仏教から見た平泉という都市の特殊性や奥州藤原氏の権威が北海道まで及んでいたという事実が参考になった。2020/07/18
うしうし
1
購入。取り急ぎ読了。本書のような複数の執筆者で構成されるシリーズ本は、一般を対象としていることもあり、これまでの研究をとりまとめた概説的な記述になることが多い。そのため数年が経過すると、新たに取り上げられることが少なくなり、風化した出版物になってしまうこともある。しかしながら、東北の歴史に関する基礎知識が乏しい私にとっては、本書で構成されるテーマ(章)の大半が意欲的な新見解で満ちているように感じられた。理解が難しく読み飛ばしてしまったところもあるが、さらに読み込んで内容を理解できるように努めたい。2015/07/12
onepei
0
おもしろいのはやはり奥州合戦かなあ。2015/12/23
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