内容説明
近代日本が行なった一連の戦争・海外派兵に、朝鮮・中国や東南アジア・太平洋各地とを結ぶ重要地域であった九州・沖縄・奄美地方。軍隊を配備された都市の変容や地域との関係を分析。戦後沖縄と米軍基地にも言及する。
目次
1 九州(北九州における軍隊と戦争―「軍都小倉」の成立・衰退・再生;軍都熊本と第六師団;日本海軍と佐世保―軍港と工廠;鹿児島県の特攻基地と地域社会―知覧・万世)
2 沖縄(日本軍と沖縄社会;沖縄の占領と米軍基地―沖縄戦から一九五〇年代末まで)
著者等紹介
林博史[ハヤシヒロフミ]
1955年、神戸市に生まれる。1985年、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、関東学院大学教授、社会学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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