小田原合戦と北条氏

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小田原合戦と北条氏

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  • サイズ B6判/ページ数 244,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642064569
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C1321

内容説明

総構えの威容を誇った難攻不落の小田原城。全国統一をめざす秀吉政権に、小田原北条氏はなぜ最後まで抵抗し敗れたのか。信長時代から継承された天下人の政策「関東惣無事」の実態に迫り、「小田原合戦」の意味を考える。

目次

1 関東織田分国の崩壊(織田政権の関東仕置;天正壬午の乱)
2 「天下人」秀吉の誕生(中央・関東情勢の連動;「天下人」秀吉との対峙)
3 北条氏と羽柴政権の交渉(「天下人」秀吉への従属へ;秀吉の最後通告)
4 小田原合戦(小田原篭城へ;交戦の経過;小田原開城へ)

著者等紹介

黒田基樹[クロダモトキ]
1965年東京都に生まれる。1995年駒沢大学大学院人文科学研究科博士後期課程満期退学。現在、駿河台大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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吃逆堂

3
信長の関東進出から小田原開城まで、政治過程じっくり。中央政権(信長・秀吉)“との”対等な関係ではなく、“の下での”関係の展開、つまり北条氏は中央政権に形ばかりでも従属していたという事実に基づいた歴史像。個別事象は既知のものでも、やはり全体の関東戦国時代像はこれまでのものとずいぶん変わってきているなという印象。まあそれを牽引してきたのがほかでもないこの筆者なわけで。なお、北条方の総動員体制の話などはさほど突っ込まず。2016/10/11

まさる

3
後北条の信長の存命末期から滅亡の1590年までを時系列で出来事を列挙してまとめた書籍である。本著で記述されてるのは、一般的には豊臣と後北条の惣無事令を無視したことに単を発する滅亡という単純なわくには囚われず、関東の様々な大名、佐竹、結城、真田、里見を始めとする複雑な関係性の中で北条の討伐が行われたことを示している。特に文書を中心とした解説と考察は一般的には解りづらいかもしれないが、確かな説得力を感じさせる、その辺りが本著の魅力であろう2015/12/09

マウンテンゴリラ

2
北条氏といえば、太閤秀吉への服従に最後まで抵抗した最後の戦国大名という印象があった。しかし、本書および本シリーズ全般を通して、認識させられるのは、取り上げられる人物が、一般庶民ではなく、謂わば各時代を代表する政治家でもあったということである。我々現代人が、無いものねだりのように描く、武士の気概や潔癖さというものは、多分に脚色されたものでもある、というのも一面の事実であろう。やはり人間、さらには生物である以上、生き残るために本能的、または打算的に行動するのは、ある面で当然のことなのだろう。→(2)2022/02/09

のぶさん

2
歴史上非常に有名な合戦の一つだが、激しい攻城戦が繰り広げられるわけではない。関東各地で北条や佐竹や豊臣を旗印にする国衆(?)同士の先頭があり、さまざまな書簡が交換され、実に淡々と北条氏の敗戦が決まる。というより、もともと敗戦は決まっていて、あとは条件闘争だったのかも知れない。2017/08/16

wang

2
天正十八年小田原城落城に至る経緯を、天正三年に織田信長と北条氏政の交渉が始まってから追って行く。秀吉家康景勝正宗ら戦国大名の雄の間をさまよう国衆の一挙手一投足を資料から細かく描写して当時の北関東を中心と下地方の動乱状況がわかる。だが、ここの武将の離合集散を細かに追いすぎる一方大局観によってそれらがどういう意味を持つのかの解説がないためやや煩雑な感もある(研究者には重要かもしれないが)。細かな記述の割に地図が貧弱で往来の位置関係がつかみづらい面もある。2013/07/15

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