東国武士団と鎌倉幕府

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東国武士団と鎌倉幕府

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  • サイズ B6判/ページ数 285,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642064415
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C1321

内容説明

頼朝挙兵によって風雲急を告げる十二世紀後半の東国。京都の政治権力と結びつく東国武士たちのネットワークは、鎌倉幕府成立後にいかに変容したのか。都市鎌倉をめぐる交通体系の展開を、内乱を通じて浮き彫りにする。

目次

1 治承の挙兵(中世東国へのまなざし;東西交通の展開;三つの挙兵)
2 天下三分の克服(ひろがる戦火;反乱軍の拡張;東山道をめぐる対決;京都での抗争)
3 東国の軍事制圧(南関東から北陸へ;源平合戦;奥州への道;奥羽合戦)
4 東国のかたち(鎌倉からのびる道;北条氏の成長;承久の乱;執権政治)

著者等紹介

高橋一樹[タカハシカズキ]
1967年、新潟県に生まれる。1990年、新潟大学教育学部卒業。1997年、大阪市立大学大学院文学研究科博士後期課程日本史専攻単位取得退学。現在、武蔵大学人文学部教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

14
80頁。富士川の戦い後、頼朝があえて佐竹氏を攻撃した背景には、常陸奥部の背後に控える陸奥の平泉藤原氏に対する示威行動の意味があったとみられる。古代以来、南北に隣接する陸奥と常陸は軍事上の関わりが深く、その延長線上に平泉藤原氏は常陸を重視して、陸奥寄りの奥部に拠る佐竹氏と婚姻を結んで関係を強化していた。それまで中立の姿勢を堅持してきた平泉の藤原秀衡が頼朝を攻めるとの情報が京都に頻繁にもたらされており、頼朝の常陸進軍が示威行動の域を超えて、平泉藤原氏の軍事行動を呼び込んだ可能性もある。2022/10/28

フランソワーズ

7
鎌倉幕府(頼朝から泰時くらい)の通史は数冊読んできたけど、地域と地域、そのネットワークに焦点をあてているだけに、他書では得難いことを知ることができました。例えば、黄瀬川宿の地勢や、幕府にとっての「近国」と越後など、当たり前だが政と地理は決して等閑にできないことが分かりました。2022/11/05

onepei

3
交通路の視点からの説明がなかなかおもしろかった。2013/03/28

宣和堂

2
ゴクゴク東国に限定された鎌倉幕府の成立史概説。東国という境域概念と武士団が使った街道に拘った作り。治承寿永の内乱に関しても平家の記述は必要最低限で東国の紛争にフォーカスを当てている。治承の挙兵にしても頼朝、義仲以外にも甲斐源氏も独立勢力として存在しており、また、統一した勢力でもなかったので一部は頼朝と同盟し、一部は義仲と京都に入ったりしていた模様。富士川の合戦も頼朝側じゃなくて甲斐源氏が南下して平家軍と対峙してたのね。2013/03/16

転天堂

1
「鎌倉殿の13人」の復習のために読了。途中から「ああ、梶原殿が」「畠山殿が」「頼家様」などと各回を思い出しながら読み進んだ。いっぽう、多摩地方の荒地の開墾なども時房がやっており、「トキューサやるじゃん」と思った。2022/12/21

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