独立完成への苦闘―1952‐1960

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642064361
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C1321

内容説明

一九五二年、講和条約発効により日本の独立が回復した一方、日米安保条約により米軍の駐留が継続された。国交・領土・基地をめぐる米・ソ・中などとの外交と国内政治から、「独立完成」を目指す政治家の苦闘を追う。

目次

第1章 独立日本の出発(講和後の政局;再軍備をめぐる政党政治;東アジア情勢と日本;吉田時代の終わり)
第2章 政権交代の試練(アメリカというくびき;自主外交の展開;五五年体制の成立;日ソ国交回復と国連加盟)
第3章 「親米」と「自主独立」のはざま(「日米新時代」に向けて;「自前内閣」の発足;沖縄の現状)
第4章 安保改定と反対闘争(「戦前回帰」への不安;岸内閣期の北東アジア外交;安保改定交渉;「反安保」から「反岸」へ)
エピローグ―未完の「独立完成」

著者等紹介

池田慎太郎[イケダシンタロウ]
1973年、愛知県に生まれる。1995年、南山大学外国語学部英米科卒業。2001年、筑波大学大学院博士課程社会科学研究科(法学専攻)修了。現在、広島市立大学国際学部准教授、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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