日記に読む近代日本〈2〉明治後期

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642064255
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C1321

内容説明

十九世紀末からの産業革命によって資本主義体制が発展する中で、人々は何を考えどう生きたのか。宇都宮太郎、渋沢栄一、田中正造、樋口一葉ら、さまざまな立場の人たちの日記から、明治後期という時代の光と影を描く。

目次

プロローグ 明治後期の日記
1 政治と軍事の領域(翠雨荘日記(伊東巳代治)
近衛篤麿日記
日露戦争従軍兵士の日記(越沢易二)
宇都宮太郎日記)
2 近代のさまざまな生き方(植木枝盛日記;学海日録・墨水別墅雑録(依田学海)
石井十次日誌)
3 資本主義社会の明暗(渋沢栄一日記;田中正造日記;初期社会主義者の日記)
4 マイノリティーの視線(樋口一葉日記・湘煙日記(岸田俊子)
ベルツの日記
同時代の日記)

著者等紹介

千葉功[チバイサオ]
1969年、千葉県に生まれる。1993年、東京大学文学部国史学科卒業。2000年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、学習院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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志村真幸

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 「日記に読む近代日本」シリーズの第2巻で、明治後期を扱っている。  小宮一夫が伊東巳代治、今津敏晃が近衛篤麿、一ノ瀬俊也が日露戦争従軍兵士、吉良芳恵が宇都宮太郎、金井隆典が植木枝盛、松沢裕作が依田学海、河野有理が石井十次、高嶋修一が渋沢栄一、谷口裕信が田中正造、千葉功が初期社会主義者とベルツ、北田幸恵が樋口一葉らを扱っている。  日記から時代を読み解くことがコンセプトとなっており、正直なところをいえば、できばえは玉石混淆。一ノ瀬俊也、高嶋修一のものなどはかなり興味深かった。2018/04/06

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