内容説明
著者自ら撮影した写真と多くの資料を基に、ヨーロッパの古城のもと魅力を残らず紹介する。前編では古代エジプト、オリエント諸国、ギリシア、ローマ帝国に至る発達史を概説し、後編ではフランスの古城を取り上げる。
目次
序 本論に入る前に
前編 古代の城壁都市と城砦(古代エジプトの城砦と神殿城郭;オリエントにおける城壁都市の出現;小アジア半島の城壁都市;アッシリア時代の城壁都市と攻防戦;バビロンとペルセポリス;古代ギリシアの城郭と城壁都市;エトルリアとローマ帝国の城壁都市と城門および欧州版万里長城;ローマの城壁と城門;ディオクレチアヌスの城郭宮殿;トラヤヌスの凱旋柱に描かれたダキア地方の城砦その他)
後編 フランスの古城(時代概説と城郭の大観;フランスの古城実例)
著者等紹介
太田静六[オオタセイロク]
明治44年東京生まれ。昭和10年早稲田大学理工学部卒業。東京帝室博物館研究員、九州大学工学部教授、早稲田大学文学部客員教授を歴任。九州大学名誉教授、工学博士。平成21年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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