内容説明
平氏権力や鎌倉幕府は朝廷に代わる政権を樹立したのか。後白河院政期から執権政治の展開まで、朝廷・武門の両者の視点で協調と対立を描き出す。武家の自立を変革の時代のなかに位置づけ、新しい歴史像を提示する。
目次
序章 武家と朝廷
1 後白河院政の展開と平清盛
2 京の武士社会と平氏軍制
3 平氏クーデタと治承・寿永の内乱の勃発
4 平氏追討戦争と鎌倉幕府権力の形成
5 天下落居と頼朝の政治
6 後鳥羽院政と承久の乱
7 執権政治の展開と寛喜の大飢饉
終章 公武政権と内乱・飢饉・東アジア
著者等紹介
川合康[カワイヤスシ]
1958年三重県に生まれる。1987年神戸大学大学院博士課程単位取得退学。現在、日本大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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