日本中世の歴史<br> 源平の内乱と公武政権

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日本中世の歴史
源平の内乱と公武政権

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  • サイズ B6判/ページ数 322p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642064033
  • NDC分類 210.39
  • Cコード C1321

内容説明

平氏権力や鎌倉幕府は朝廷に代わる政権を樹立したのか。後白河院政期から執権政治の展開まで、朝廷・武門の両者の視点で協調と対立を描き出す。武家の自立を変革の時代のなかに位置づけ、新しい歴史像を提示する。

目次

序章 武家と朝廷
1 後白河院政の展開と平清盛
2 京の武士社会と平氏軍制
3 平氏クーデタと治承・寿永の内乱の勃発
4 平氏追討戦争と鎌倉幕府権力の形成
5 天下落居と頼朝の政治
6 後鳥羽院政と承久の乱
7 執権政治の展開と寛喜の大飢饉
終章 公武政権と内乱・飢饉・東アジア

著者等紹介

川合康[カワイヤスシ]
1958年三重県に生まれる。1987年神戸大学大学院博士課程単位取得退学。現在、日本大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浅香山三郎

10
保元・平治の乱から宝治合戦迄、公武のふたつの権力の協調関係に注目して叙述する。平氏政権時から、後の幕府の京都大番役のやうな番役があつたり、それ以外にも在京して活動する関東武士の存在が見出されたりするなど、東国武士は早くから京と繫がりをもつ者も多かつた。『平家物語』の叙述による平家像を再吟味し、鎌倉幕府と共通する面も明らかにする。そのうえで、幕府の成立過程を三段階に分ける。承久の乱についても、後鳥羽院と在京御家人との関係に触れるなど、近年の研究成果も視野に収めてゐる。2023/02/12

こじこじ

1
治承寿永の内乱から鎌倉幕府が宗尊親王を将軍として迎えるまでを記述。 タイトル通り公武政権(京の朝廷と鎌倉幕府)について述べられた内容。 大河ドラマ鎌倉殿の13人で描かれた幕府内の権力闘争などのゴタゴタは簡単に述べるに留められている。 大河ドラマとは別の視点で同時代史が記述されており、そうした意味でもドラマで興味を持った人たちにもお薦めしたい内容。 巻末に重要な史料(吾妻鏡、玉葉など)についての解説も有り。2023/01/09

wang

1
平氏政権は平家独裁というよりも平清盛が摂関家の大殿として天皇・院・摂関家の秩序を維持しようとして行動していたこと。源頼朝が関東武者の頭領として西国の平氏政権と並立した権力を構築しようとした足跡、それがたまたま義経の暴走によって平氏が滅亡し、義経追討名目で軍事警察権を得、奥州藤原氏攻撃の名目を手にいれ、御家人統率のデモンストレーションまでできた。歴史の偶然は面白いが、結果から当時の人の意図を推し量るのもよくない。平家物語などエンタメ作品の情報を使わず、日記や公式史料を元に論述しているのがよい。2022/07/05

陽香

0
200910012012/07/13

wang

0
平氏政権〜摂家将軍時代までの武家政治の草創期の日本の政治状況。平氏政権の位置づけや鎌倉政権の実態などを最近の研究にもとづく説明。武士が一元的に日本を支配していた訳ではない構造がよくわかる。2010/09/05

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