内容説明
日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を撃破し、世界的名声を得た東郷平八郎。その後二十九年間も、海軍だけでなく陸軍も含めた軍部の重鎮として活躍し、近代日本に影響を与え続けた東郷の実像と史実に鋭く迫った名著。
目次
第1章 だれが東郷を有名にしたか
第2章 日露戦争以前の東郷
第3章 東郷がつくった日露戦争のシナリオ
第4章 昭和天皇の教育係
第5章 混乱の時代
第6章 東郷の神格化と死
著者等紹介
田中宏巳[タナカヒロミ]
1943年長野県松本市生まれ。1974年早稲田大学大学院博士課程満期退学。防衛大学校教授を経て、帝京大学文学部教授、防衛大学校名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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