内容説明
人間に歴史があるなら犬にも歴史がある。縄文犬の登場、記紀神話と白い犬、平安京の犬、中世の犬追物ブーム、南蛮犬の渡来、犬の超能力、狂犬病など、様々なエピソードで綴った、犬と人との一万年に及ぶ交流史を復刊。
目次
第1章 日本史への犬の登場
第2章 白い犬の幻想
第3章 平安京の犬のいる風景
第4章 犬と中世の武家社会
第5章 海外からやってきた犬
第6章 鷹狩をめぐる犬たちの明暗
第7章 犬公方と江戸の犬
第8章 犬を食う人、人を食う犬
第9章 犬の霊力・呪力・超能力
第10章 狂犬病は犬と人の共通の敵
第11章 消滅しかけた日本の犬の歴史
補論
著者等紹介
谷口研語[タニグチケンゴ]
1950年岐阜県に生まれる。法政大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。現在、法政大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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