内容説明
家に仏壇と神棚をもち、正月には神仏に手を合わせる日本人。こうした柔軟な宗教観は、日本独自のものだろうか。世界の他地域との比較の視座から日本宗教の底流を探り、現代において、宗教の果たすべき役割を考える。
目次
1 日本宗教の底流(インドの神々と仏教;現代宗教の底流 ほか)
2 タマ・ホトケ・仏と日本人(彼岸会のころ;僧職者と日本仏教 ほか)
3 宗教人類学の構想(市民権をえた「宗教人類学」―第一三回国際宗教学会学術大会に参加して;葬礼の宗教的意味 ほか)
4 人と学問―宗教人類学の先達たち(エドワード・タイラー『原始文化』;ジェームス・フレーザー『金枝篇』 ほか)
著者等紹介
佐々木宏幹[ササキコウカン]
1930年宮城県に生まれる。1955年駒沢大学文学部卒業。1966年東京都立大学大学院博士課程修了。駒沢大学教授などを経て、駒沢大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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