内容説明
日本人は、何を食べてきたのか。各時代の食の移り変わりや、伝統をつくりあげ、支えてきた人々にも視点をあて、食材の種類や生産法、調理法・調味料・食器など食全般にわたり、古代から現代までの食生活の歴史を詳説した。
目次
序論(食生活史の意義;文化の起源と食物;日本の食生活史の特性)
本論(自然物雑食時代(日本文化の発生―紀元前後)
主食副食分離時代(紀元前後―七世紀)
貴族食と庶民食の分離(唐風食模倣時代)奈良時代
型にはまった食生活(唐風食模倣時代)平安時代
簡素な食生活(和食発達時代)鎌倉時代 ほか)
著者等紹介
渡辺実[ワタナベミノル]
1911年山梨県に生まれる。1941年日本大学法文学部史学科卒業。名古屋大学助教授、文部省教科書調査官、日本大学教授などを歴任、文学博士。1978年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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