人と動物の日本史〈2〉歴史のなかの動物たち

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642062763
  • NDC分類 210
  • Cコード C1321

出版社内容情報

★朝日新聞 2009.6.14 読書面で紹介されました!
 評者:石上英一氏(東京大学教授)

内容説明

儀礼や政治的演出に組み込まれた馬や犬、食料や動力として利用された牛や豚、乱獲と保護の合間で翻弄された鯨や鹿…。歴史上に刻まれた人と動物たちの関係性を多面的に描き出し、新たな歴史叙述の可能性を模索する。

目次

1 動物と政治(王朝の馬;狩る王の系譜;生類憐れみの令とその後)
2 飼育と利用(農耕と牛馬;舶来動物と見世物)
3 捕獲と保護(近世漁業を通してみた生業と魚介類;捕鯨の伝統;近世猟師の実像;捕獲と保護の現在)

著者等紹介

中澤克昭[ナカザワカツアキ]
1966年長野県に生れる。1995年青山学院大学大学院博士課程退学。1999年博士(歴史学・青山学院大学)。現在、長野工業高等専門学校准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

9
動物別でエッセイっぽく気軽に読めた。クジャクと鸚鵡の章では、大河の清盛に出ていた左府殿の鸚鵡と女人平家のもこ姫が飼っていたクジャクを思い出す。鯨漁の歴史はそこまで古くなく1400年頃からで、それより以前はたまたま座礁したものを獲った記録がほとんどらしい。鯨油は稲につく害虫ウンカを避けるため燃やし農薬として使われた。江戸の頃ありふれていたトキはその赤さから婦人病の薬として獲られてはいたものの、ヨーロッパ貴婦人の帽子を作るために明治期に入ってからの乱獲で姿を消した。絶滅しかけたアホウドリと同じ理由なんだなあ。2017/09/01

未来来

1
テーマに合わせて著者を配してある為、内容の重複が少なく、一冊の本として上手く構成されていました。比較的文献に頼れる年代が多かったからか、記述は整理されているように感じられましたが、著者の見解が全体的に薄めなので、単に日本史に登場する動物を羅列されただけで、動物観に踏み込んでいるという空気が感じられませんでした。最終章の現代の部分は著者の主張は強いものの、動物観について考察された気分はせず、やや微妙。読みながら当時の動物観を言葉にしていく必要がありそう。《大学図書館》2009/09/08

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