内容説明
日清・日露から太平洋戦争までの時代に、戦争への疑問や苦悩を文学に記した女性、命を国に捧げよと息子に諭す母、従軍看護婦…。被害者と加害者の両側面をあわせ持つ女性の姿から戦時体制と日常生活の関係を明かす。
目次
1 日清・日露戦争
2 戦争と看護―従軍看護婦の位相
3 愛国婦人会と女性の社会的活動
4 戦間期女性の平和・軍縮運動
5 総力戦体制と日常生活
6 戦争とメディア
著者等紹介
早川紀代[ハヤカワノリヨ]
1941年長野県に生まれる。1970年都立大学大学院人文研究科修了。現在、横浜市立大学など非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。