内容説明
北海道・樺太・千島列島に居住し、独特の言語と文化を育んだアイヌ。河川を交通路とし、山を越え他の川筋へ縦横に移動した歴史を、十勝・石狩川流域などの内陸の道や、太平洋・日本海・オホーツク沿岸の道とともに探る。
目次
1 蝦夷地とアイヌ(アイヌ社会の歴史;コタンとアイヌの交通路;和人地とアイヌ;東蝦夷地・西蝦夷地・北蝦夷地)
2 アイヌの交通路(東蝦夷地の道を歩く;西蝦夷地のアイヌ道を歩く)
著者等紹介
佐々木利和[ササキトシカズ]
1948年生れ、79年法政大学大学院文学研究科修士課程修了、現在放送大学客員教授・博士(文学)
古原敏弘[コハラトシヒロ]
1952年生れ、77年明治大学卒業、現在北海道立アイヌ民族文化研究センター研究課長
児島恭子[コジマキョウコ]
1954年生れ、85年早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期修了、現在早稲田大学非常勤講師・博士(文学)
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