アイヌの道

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  • サイズ B6判/ページ数 242,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642062015
  • NDC分類 210.08
  • Cコード C1321

内容説明

北海道・樺太・千島列島に居住し、独特の言語と文化を育んだアイヌ。河川を交通路とし、山を越え他の川筋へ縦横に移動した歴史を、十勝・石狩川流域などの内陸の道や、太平洋・日本海・オホーツク沿岸の道とともに探る。

目次

1 蝦夷地とアイヌ(アイヌ社会の歴史;コタンとアイヌの交通路;和人地とアイヌ;東蝦夷地・西蝦夷地・北蝦夷地)
2 アイヌの交通路(東蝦夷地の道を歩く;西蝦夷地のアイヌ道を歩く)

著者等紹介

佐々木利和[ササキトシカズ]
1948年生れ、79年法政大学大学院文学研究科修士課程修了、現在放送大学客員教授・博士(文学)

古原敏弘[コハラトシヒロ]
1952年生れ、77年明治大学卒業、現在北海道立アイヌ民族文化研究センター研究課長

児島恭子[コジマキョウコ]
1954年生れ、85年早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期修了、現在早稲田大学非常勤講師・博士(文学)
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感想・レビュー

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nori1104

1
和人地(渡島半島)を起点に、東蝦夷地・西蝦夷地を海岸沿いに辿りながら、アイヌの人々の「ル(道、踏み分け道)」並びにアイヌの歴史・文化、シャモ(和人)との関係史を探る。礼文華越えや雄冬岬など海岸沿いにも難所が多く、交易に舟がメインで利用されていた理由がよく伺えた。場所請負制に代表される和人による収奪の歴史や、日露の間で翻弄された千島アイヌの悲劇などは読んでいて痛々しかった。2017/08/05

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