出版社内容情報
卒業シーズンに歌われる定番曲の一つ「蛍の光」。明治に作られたこの唱歌には、現存しない3番と4番があった。「帝国」版図の拡大と幻の歌詞を読み解き、「蛍の光」の成立と変遷過程を「国民国家」日本の歴史の中に位置づける。唱歌教育の実態にも迫り、日本人の教化のみならず、朝鮮・台湾など東アジアの植民地支配に与えた影響を解明する。
内容説明
「蛍の光」には現存しない三番・四番があった。「帝国」版図の拡大と幻の歌詞を読み解き、その成立と変遷過程を「国民国家」日本の歴史の中に位置づけ、日本と東アジアの植民地支配に与えた影響を解き明かす。
目次
モースが聴いた「蛍の光」―プロローグ
「蛍の光」の誕生―「国民国家」日本の成立
「蛍の光」の拡大―「帝国」日本への道
「蛍の光」の膨張―東アジアのなかの日本
「蛍の光」の崩壊―「大東亜」日本の幻想
「蛍の光」の戦後―敗戦後の日本
世界のなかの「蛍の光」―エピローグ
著者等紹介
大日方純夫[オビナタスミオ]
1950年、長野県に生まれる。現在、早稲田大学名誉教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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