出版社内容情報
土砂留め奉行と出会う―プロローグ/奉行の日記・庄屋の日記(土砂留め奉行の廻村日記/庄屋の日記/高槻藩の土砂留め奉行)/土砂留め制度(制度の始まり/前史と制度の特色/土砂留めと領主権)/はげ山・土砂留めの景観(はげ山と草山/近江国栗太郡の土砂留め/土砂留め場絵図)/課題と献言(郡山藩の下役文書から/土砂留めと村・百姓/効果と献言)/改革の諸相(下付金・入札・国役/幕府役人の巡見と改革/町奉行所の土砂留め)/土砂留めから砂防へ―エピローグ
内容説明
淀川・大和川水系の土砂流出現場を巡回した土砂留め奉行。彼らの残した日誌や御触書、絵図資料から、山地荒廃の実態や土木工事の様子、奉行の所属藩や権限について解明。災害と人間社会の関係を歴史のなかで考える。
目次
土砂留め奉行と出会う―プロローグ
奉行の日記・庄屋の日記(土砂留め奉行の廻村日記;庄屋の日記;高槻藩の土砂留め奉行)
土砂留め制度(制度の始まり;前史と制度の特色;土砂留めと領主権)
はげ山・土砂留めの景観(はげ山と草山;近江国栗太郎の土砂留め;土砂留め場絵図)
課題と献言(郡山藩の下役文書から;土砂留めと村・百姓;効果と献言)
改革の諸相(下付金・入札・国役;幕府役人の巡見と改革;町奉行所の土砂留め)
「土砂留め」から「砂防」へ―エピローグ
著者等紹介
水本邦彦[ミズモトクニヒコ]
1946年、群馬県に生まれる。1975年、京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、京都府立大学・長浜バイオ大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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