出版社内容情報
真言宗の祖、弘法大師空海は五筆和尚(ごひつわじょう)と呼ばれた書の達人でもある。遣唐使として学んだ梵字や「五十音図」とのかかわり、異体字、文房四宝(筆・墨・紙・硯)の製作、教育機関「綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)」の構想など、空海にまつわるさまざまなエピソードを紹介。三筆(橘逸勢(はやなり)・嵯峨天皇)との交流に触れつつ、書や文字、ことばをめぐる空海の姿をたどる。
内容説明
真言宗の祖、空海は五筆和尚と呼ばれた書の達人でもある。遣唐使として学んだ梵字や文房四宝(筆・墨・紙・硯)の製作、教育機関「綜芸種智院」などのエピソードを紹介し、書や文字、ことばをめぐる空海の姿をたどる。
目次
空海と書―プロローグ
空海と文字(空海と梵字;空海と異体字;空海と雑体書)
空海と書(空海と橘逸勢;空海と孫過庭『書譜』;嵯峨天皇へのおみやげ)
空海の愉しみ(空海と「文房四宝」;空海と茶;空海の学校―綜芸種智院)
空海とことば(マーラー「大地の歌」と空海;空海の対句表現;『三教指帰』あれこれ)
文字への興味―エピローグ
著者等紹介
岸田知子[キシダトモコ]
1947年、兵庫県に生まれる。1970年、大阪大学文学部文学研究科博士課程単位取得退学。元中央大学文学部教授。2015年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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