内容説明
明治二年に誕生した華族の中でも、天皇に近い存在だった「公家華族」。その多くは天皇とともに東京へ移ったが、京都に残った公家たちもいた。困窮しつつも公家文化の伝統を残そうと奔走した姿を描き、華族の役割を考える。
目次
京都公家華族とはなにか―プロローグ
京都に残る公家華族
四民の上に立つ道程
困窮する公家華族
東西両京を往復する公家華族
社会を騒がす公家華族
大正・昭和の京都公家華族―エピローグ
著者等紹介
刑部芳則[オサカベヨシノリ]
1977年、東京に生まれる。2010年、中央大学大学院文学研究科博士課程修了学位取得。現在、日本大学商学部准教授博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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