内容説明
奈良時代、聖武天皇は難波宮・京を再興し、ついで突然に平城京を出ると、恭仁宮・京、紫香楽宮を造営し、五年にわたり、これらの都城を転々とした。今なお謎の多いこの行動を、最新の発掘成果と唐の三都制をもとに読み解く。
目次
複都制の都―プロローグ
難波宮・京の造営
恭仁宮・京への遷都と造営
紫香楽宮と盧舎那仏の造立
甲賀宮の造営と遷都
聖武天皇による都城の造営と三都制
甲賀宮の造営と遷都の背景―エピローグ
著者等紹介
小笠原好彦[オガサワラヨシヒコ]
1941年、青森県に生まれる。1966年、東北大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、明治大学特任教授、滋賀大学名誉教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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