内容説明
明治政府が推し進めた文明開化政策。華やかさの一方、入墨・混浴などを禁止した違式〓(かい)違条例が施行された。風俗統制は、日本社会に何をもたらしたのか。実態を探り、日本人の文明観に影響を与えた文明開化を問い直す。
目次
明治初期の風俗統制―プロローグ
文明開化とは何か
違式〓(かい)違条例
風俗統制の浸透
北海道における風俗統制とアイヌ
文明化によって失われたもの―エピローグ
著者等紹介
百瀬響[モモセヒビキ]
1963年、北海道に生まれる。1995年、立教大学大学院文学研究科博士後期課程中退。現在、北海道教育大学札幌校准教授(文化人類学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けい
2
面白い。難しいお勉強の本と思いきや、スルスル頭に入ってくる。いや、学術書ではあるのだけれど。現代の常識って明治以降のものが多いのよね。そのくせ心のあり方は綿々と続いてきているものだったりするからダブルスタンダードになりがちなんだよなぁ。2021/02/17
げんざえもん
0
明治政府が文明開化促進のために発布した「違式詿違条例」(現代の軽犯罪法)。問答無用で強行した都市・開港地と、実情に合わせて変更を許した地方の条項を比較することで、当時の日本人がなかなか変えることが出来ず、反乱を起こしてでも守ろうとした風俗(文化のコア)を探り出す。それが、「立ち○○」と「往来での□」と「△担ぎ」だったとは…、全く想像が付きませんでした。2025/07/18




